F1・200勝のNGKを訪問
『F1速報』の取材でホンダ、フェラーリ、メルセデス、BMWの各F1エンジンコンストラクターにスパークプラグを供給するNGK(日本特殊陶業)を訪ねました。第6戦カナダGPでもメルセデスが優勝したので、202勝ですね。
これが名古屋市瑞穂区にある本社の門なのですが、品のいいタイルが貼ってあるのに目が吸い寄せられます。陶磁器事業に起源を持つ会社ならでは、ですね。あの「ノリタケ」や「TOTO」と起源は一緒。森村グループに属します。
1階の来客者用スペースにショウケースが並んでいて、その一角にF1用スパークプラグを収めたケースが置いてあります。透明樹脂でV8エンジンを再現。プラグの小ささがおわかりいただけますでしょうか。
200勝を達成したのは2007年第4戦スペインGPのフェラーリF2007(F・マッサ)でしたが、1勝目は1965年第10戦メキシコGPのホンダRA272(R・ギンサー)でした。ホンダとともにレースに打って出たことが分かります。
実はNGK、F1ではA/Fセンサー(排ガス中の酸素濃度と未燃ガス濃度から、燃焼室内の空燃比を計測する装置)の有力なサプライヤーであることを、今回の取材で知りました。毎度感じることですが、サプライヤー系って奥が深いです。
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