メルセデス・ベンツCクラス発表会

新型Cクラス(W204)の報道発表会が東京の国立代々木競技場オリンピックプラザで行われました。梅雨時なので仕方ないといえば仕方ないのですが、あいにくの雨。ダイムラー・クライスラー日本のハンス・テンペル社長はスピーチで、「この雨は新型Cクラスが発表されたことを悔しがる競合他社の涙」というような内容のジョークを飛ばしていました。2年前の夏に同じ場所でレクサス・ブランド立ち上げの発表会が行われましたが、そのときは暴風雨。ということは?

広報発表写真を見たときから「このカタチ好き」と思っていたのですが、実車を見てますますその思いを強くしました。アバンギャルド顔かエレガンス顔かは悩みどころですね。取り回しに苦労しないぎりぎりのサイズ感でしょう。3種類のエンジンはそれぞれ出力とトルクを向上させつつ燃費を低減させているそうですが、基本的には先代W203からのキャリーオーバー。パワートレーン系に目新しさがあったらなぁ、と感じます。

6月23日(土)、24日(日)はこの場所でデビューイベントが開催されます。ウェブサイトによる受付で先着3000組を招待。試乗もできるそうで、会場の裏手に新車がずらりと待機していました。

背景に見えるのは、東京オリンピックでバスケットボール競技が行われた国立代々木競技場第二体育館(1964年、丹下健三)。何度見ても飽きませんねぇ。

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