Nissan Juke-R注文生産決定
当初はワンオフモデルで終わるはずだったジュークRが注文生産されることになりました(日産ヨーロッパの企画です)。2012年1月のドバイ24時間レースでペースカーを務めたところ注目を集め、市販化につながったそう。すでに3台の注文(ハンドメイドです)が入っており、うち2台はドバイのハイソなお方の元に渡る予定。デリバリーは夏の終わり頃だとか(写真はすべてNissan)。

ジュークRを簡単に表現すれば、ジュークのボディ(と言い切れない面もあるが)にGT-Rのメカニカルコンポーネントを押し込んだクルマです。ニッサンテクノロジーヨーロッパ(NTC-E)が知恵を出し、RMLが製作。RML(Ray Mallock Limited)はかつてBTCCでプリメーラを走らせたり、ル・マンでニッサンR90Cを走らせたりしたレーシングカー&エンジンコンストラクター&チームです。日産デルタウィングが積むMR16DDTのチューンもRMLの担当。
GT-Rのメカニカルコンポーネント、とくにパワートレーンをジュークに押し込むにあたって困ったことは、全長およびホイールベースが短いこと(他にもいろいろあったでしょうが)。

ホイールベースは250mm短い(2530mm)ので、プロペラシャフトを短縮しました。

ボディを被せればいっちょ上がり……。

ではなくて、幅も広げなければなりません。GT-Rのサスペンション(やブレーキや20インチのタイヤ&ホイール)も収めなければなりませんし。ゆえに、こんな作業も必要。

要するに、ジュークR専用にフレームを設計し、ロールケージを組んで、幅広(1765mm→1910mm)に作り直したボディシェルを被せているわけです。

エンジンが収まりました。熱交換機のレイアウトや冷却性の確保に苦労したようです。

ワンオフモデルは2010モデルイヤーのGT-Rがベースだったので、VR38DETT型3.8L・V6ツインターボの最高出力は485馬力だったのですが、市販バージョンのベースは2012モデルなので、最高出力は545馬力だそう。

インテリアはジュークの装備をベースにGT-Rの操作系(ステアリング&ペダル)をミックスした状態。センターコンソールのタッチパネルやダイヤル&スイッチ類、シフトレバーはGT-Rから移植。

ばかばかしいことに本気で取り組む姿勢、大好きです。

ところで価格はいくらなんでしょう。

http://www.facebook.com/serakota

ジュークRを簡単に表現すれば、ジュークのボディ(と言い切れない面もあるが)にGT-Rのメカニカルコンポーネントを押し込んだクルマです。ニッサンテクノロジーヨーロッパ(NTC-E)が知恵を出し、RMLが製作。RML(Ray Mallock Limited)はかつてBTCCでプリメーラを走らせたり、ル・マンでニッサンR90Cを走らせたりしたレーシングカー&エンジンコンストラクター&チームです。日産デルタウィングが積むMR16DDTのチューンもRMLの担当。
GT-Rのメカニカルコンポーネント、とくにパワートレーンをジュークに押し込むにあたって困ったことは、全長およびホイールベースが短いこと(他にもいろいろあったでしょうが)。

ホイールベースは250mm短い(2530mm)ので、プロペラシャフトを短縮しました。

ボディを被せればいっちょ上がり……。

ではなくて、幅も広げなければなりません。GT-Rのサスペンション(やブレーキや20インチのタイヤ&ホイール)も収めなければなりませんし。ゆえに、こんな作業も必要。

要するに、ジュークR専用にフレームを設計し、ロールケージを組んで、幅広(1765mm→1910mm)に作り直したボディシェルを被せているわけです。

エンジンが収まりました。熱交換機のレイアウトや冷却性の確保に苦労したようです。

ワンオフモデルは2010モデルイヤーのGT-Rがベースだったので、VR38DETT型3.8L・V6ツインターボの最高出力は485馬力だったのですが、市販バージョンのベースは2012モデルなので、最高出力は545馬力だそう。

インテリアはジュークの装備をベースにGT-Rの操作系(ステアリング&ペダル)をミックスした状態。センターコンソールのタッチパネルやダイヤル&スイッチ類、シフトレバーはGT-Rから移植。

ばかばかしいことに本気で取り組む姿勢、大好きです。

ところで価格はいくらなんでしょう。

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