ルノーのF1用ターボエンジン(1980年代)

第17戦インドGPでレッドブルRB8をドライブするS.ベッテル選手が優勝したことで、ルノー・エンジンは150回目の優勝を飾ったことになるそうです。内訳を見てみましょう。

ルノーの勝利(1979〜2012)

エンジン形式:1.5L・V6ターボ→20勝/3.5L・V10→38勝/3L・V10→47勝/2.4L・V8→45勝

ドライバー別:ベッテル25勝/ヒル21勝/アロンソ17勝/プロスト16勝/マンセル15勝/ビルヌーブ11勝/シューマッハ9勝/ウェバー9勝/アルヌー4勝/セナ4勝/パトレーゼ4勝/ブーツェン3勝/ジャブイユ2勝/ハーバート2勝/フィジケラ2勝/デ・アンジェリス1勝/クルサード1勝/フレンツェン1勝/ベルガー1勝/トゥルーリ1勝/マルドナド1勝

チーム別:ウィリアムズ64勝/レッドブル33勝/ルノー(イギリス拠点)20勝/ルノー(フランス拠点)15勝/ベネトン12勝/ロータス5勝

ルノーがターボエンジン(当初はシングル)を引っ提げて参戦を始めたのは1977年ですが、初優勝は1979年でした。KKK製ターボチャージャーを搭載した(テスト期間中はギャレット製タービンに、KKK製コンプレッサーの組み合わせも試したそう)ツインターボ版の初投入は第7戦モナコ。つづく第8戦フランスで初優勝を遂げました(ジャブイユが優勝。アルヌーが3位)。写真のエンジンはそのときの仕様。見とれてしまいますね。

Renault_1980.jpg
(写真:Renault)

こちらは1983年にロータス93Tに搭載した状態。この年、90度V6ツインターボのEF1は燃焼室を冷却するためのウォーターインジェクションを採用。

Renault_1983.jpg
(写真:Renault)

いかんいかん、掘り出し始めるとキリがない……。

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