インフィニティFXベッテル・エディション限定販売
2013年3月からデリバリー開始です。150台限定ですが、インフィニティブランドを展開しない日本での販売はなく(展開する北米でも販売なし)、西側ヨーロッパに50台、ロシアに50台、中東に50台が割り当てられます。
価格は12万ユーロ(カーボンファイバー製リヤウイングはオプション)ですが、この価格には、3シーターF1カーへの同乗やF1シミュレーター体験、スタードライバーによるドライバートレーニングなど受けることのできる特別イベントへ参加する権利を含みます(写真はすべてInfiniti)。

コトの発端は2011年3月のジュネーブモーターショー。日産のプレミアムブランドであるインフィニティとレッドブルがマーケティング&技術協力契約を結んだのをきっかけに、セバスチャン・ベッテルに専用車をプレゼントする企画が持ち上がりました。日産/インフィニティ側が勝手に仕様を決めて贈るのではなく、ベッテルの意見を100%取り入れて仕立てたのがベッテル・エディション(当初は「セバスチャン・ベッテル・バージョン」と呼びました)の特徴。
2011年9月のフランクフルトショーで贈呈式が行われ(つまり、開発〜製作期間わずか6ヵ月)、2012年3月のジュネーブモーターショーで市販化が発表。10月にプレ・プロダクションモデルが公開されました。
セバスチャン・ベッテル・バージョンに関する過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-09-20
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04
Motor Fan illustrated vol.63 (モーターファン別冊)
で、開発の経緯をまとめています。
メイキング映像↓

F1マシンからインスピレーションを受けた、前後バンパー下の造形。

リヤスポイラーは飾りではなく、機能部品です。

インテリアは「運転に集中したい」(ベッテル)からと、ブラックを基調に統一。シート中央部にアルカンターラを採用。ショーモデルではステアリングやシフトノブにもアルカンターラが配されていましたが、(耐久性を考えて?)本革に変更されています。

ステッチはパープル。

センターコンソールに配したカーボン材もフェイクではなくリアルです。

専用ロゴがあしらってあるフタの内側に、「EXHAUST VALVE」ボタンが隠れています。これをオンにすると、排気システム内のバルブが開いて経路が変わり、よりハイパワー(420PS/520Nm)になってサウンドも強調される仕組み。クロスプレーンV8に特有のドロドロサウンドですが。

プロダクションモデルはドイツのCRD(Car Reserch & Development:ブラバス・グループに所属)内に専用ショップを作り、25人のクラフトマンが組み上げます。生産開始は2013年2月1日を予定。
プレ・プロダクションモデルは日産栃木工場で生産されましたが、ベッテルはF1日本GPの前に工場を訪れたようですね。

7つのピースで構成される専用バッジを張り付けているところでしょう(テンプレートを使用)。

http://www.facebook.com/serakota
価格は12万ユーロ(カーボンファイバー製リヤウイングはオプション)ですが、この価格には、3シーターF1カーへの同乗やF1シミュレーター体験、スタードライバーによるドライバートレーニングなど受けることのできる特別イベントへ参加する権利を含みます(写真はすべてInfiniti)。

コトの発端は2011年3月のジュネーブモーターショー。日産のプレミアムブランドであるインフィニティとレッドブルがマーケティング&技術協力契約を結んだのをきっかけに、セバスチャン・ベッテルに専用車をプレゼントする企画が持ち上がりました。日産/インフィニティ側が勝手に仕様を決めて贈るのではなく、ベッテルの意見を100%取り入れて仕立てたのがベッテル・エディション(当初は「セバスチャン・ベッテル・バージョン」と呼びました)の特徴。
2011年9月のフランクフルトショーで贈呈式が行われ(つまり、開発〜製作期間わずか6ヵ月)、2012年3月のジュネーブモーターショーで市販化が発表。10月にプレ・プロダクションモデルが公開されました。
セバスチャン・ベッテル・バージョンに関する過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-09-20
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04
Motor Fan illustrated vol.63 (モーターファン別冊)
メイキング映像↓

F1マシンからインスピレーションを受けた、前後バンパー下の造形。

リヤスポイラーは飾りではなく、機能部品です。

インテリアは「運転に集中したい」(ベッテル)からと、ブラックを基調に統一。シート中央部にアルカンターラを採用。ショーモデルではステアリングやシフトノブにもアルカンターラが配されていましたが、(耐久性を考えて?)本革に変更されています。

ステッチはパープル。

センターコンソールに配したカーボン材もフェイクではなくリアルです。

専用ロゴがあしらってあるフタの内側に、「EXHAUST VALVE」ボタンが隠れています。これをオンにすると、排気システム内のバルブが開いて経路が変わり、よりハイパワー(420PS/520Nm)になってサウンドも強調される仕組み。クロスプレーンV8に特有のドロドロサウンドですが。

プロダクションモデルはドイツのCRD(Car Reserch & Development:ブラバス・グループに所属)内に専用ショップを作り、25人のクラフトマンが組み上げます。生産開始は2013年2月1日を予定。
プレ・プロダクションモデルは日産栃木工場で生産されましたが、ベッテルはF1日本GPの前に工場を訪れたようですね。

7つのピースで構成される専用バッジを張り付けているところでしょう(テンプレートを使用)。

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