BMW M4 DTMは3Dプリンターで作ったウォーターポンプのホイールを搭載
BMWは2010年に、ウォーターポンプに用いるホイール(インペラー)を3Dプリンターで製造した部品に置き換えたました。2015年のDTMに参戦するBMW M4のどれかに500個目が付いているそうで、これについて「小さなアニバーサリー」だと説明しています。
レース業界では「3Dプリンター」よりも「ラピッドプロトタイピング」と呼ぶ方が一般的で(「アディティブマニュファクチャリング=積層造形法」という言い方もよく耳にしますね)、主に複雑な形状をした試作品の納期を短縮しつつコストを低減する手法として用いるのが一般的でした。それを、最終製品を製造するツールとして活用したというわけです。
ポンプの効率を高めつつ軽量化を進めるため、量産ではシンプルな形状のアルミ・プレス成形品から、複雑な形状の樹脂成形品への置き換えが進んでいます。3Dプリンターなら、型では作りにくい形状にもトライできそうです。
家庭用3Dプリンターでは溶かした樹脂を積層していく手法が一般的ですが、BMWのウォーターポンプ用ホイールは、金属の粉末をレーザーで溶融して結合させるSLM(Selective Laser Melting)法が用いられています。BMWのDTM用ウォーターポンプホイールの場合、0.05mmの厚さでアルミの層を積み重ねて作るそう。
ヨソでも似たようなことやっていそうですが、言ったもんがちのところはありますね。こうして話題に飛びつく人もいるわけだし……。
3Dプリンターで製作したウォーターポンプ用ホイール、Z4 GT3にも採用されています。
http://www.facebook.com/serakota
レース業界では「3Dプリンター」よりも「ラピッドプロトタイピング」と呼ぶ方が一般的で(「アディティブマニュファクチャリング=積層造形法」という言い方もよく耳にしますね)、主に複雑な形状をした試作品の納期を短縮しつつコストを低減する手法として用いるのが一般的でした。それを、最終製品を製造するツールとして活用したというわけです。
ポンプの効率を高めつつ軽量化を進めるため、量産ではシンプルな形状のアルミ・プレス成形品から、複雑な形状の樹脂成形品への置き換えが進んでいます。3Dプリンターなら、型では作りにくい形状にもトライできそうです。
家庭用3Dプリンターでは溶かした樹脂を積層していく手法が一般的ですが、BMWのウォーターポンプ用ホイールは、金属の粉末をレーザーで溶融して結合させるSLM(Selective Laser Melting)法が用いられています。BMWのDTM用ウォーターポンプホイールの場合、0.05mmの厚さでアルミの層を積み重ねて作るそう。
ヨソでも似たようなことやっていそうですが、言ったもんがちのところはありますね。こうして話題に飛びつく人もいるわけだし……。
3Dプリンターで製作したウォーターポンプ用ホイール、Z4 GT3にも採用されています。
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