「ル・マン・ハイパーカー」クラスに決定

WEC(FIA世界耐久選手権)の2020-2021年シーズンに導入されるトップカテゴリーの名称は、「ル・マン・ハイパーカー(Le Mans Hypercar)」となることが12月5日、発表されました。

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同じタイミングで、ル・マン・ハイパーカー・クラスに参戦する車両は、自動車ブランドの名称を冠していなければならないことが発表されました。

つまり、プライベーターは参加不可(残念な気もします)。2022-2023年シーズンから参戦するプジョーがレベリオンと組んだのも、この縛りが影響したのでしょうか。

レベリオンの立場からすると、どこかの自動車ブランドと手を組まなければ参戦できませんので。

下は、プジョーが12月4日に公開した、ハイパーカーのイメージ画像です。ミッドシップ・レイアウトであることは想像がつきますw ハイブリッドパワートレーンを搭載することは公表済み。

ホモロゲーション申請したシーズンのみ、テストは無制限。

Peugeot Rebellion
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(クリックで拡大)

また、2020-2021年シーズンから、LMP2はシングルタイヤ・サプライヤーとなることが発表されました(サプライヤー名は未発表)。

ハイパーカーとの共存を図るため(一定のギャップを保つため)、LMP2のエンジン出力は30kW低減されます。

2020-2021年シーズンから参戦する、既発表のハイパーカーをおさらいしておきましょう。

TOYOTA GAZOO Racing GR Super Sport
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Aston Martin Valkyrie Hypercar
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続報ほしいですね。

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この記事へのコメント

DOME-s101judd
2019年12月07日 19:38
きちんと大人2人が乗ることができる
キャビンを確保できるレギュになることを
期待します。
助手席部分がESデバイスで埋まるわ、
実質大人が1人と半分の幅しかないわの
現在のLMP1は、あまり健康的とも思えないので。
2019年12月13日 02:41
現行LMP1の助手席は概念でしかないですからね。LMPH、期待しましょう。