【LMDh】あえて「クールV」を採用したランボルギーニSC63
ランボルギーニ・スクアドラ・コルサ(Lamborghini Squadra Corsa)は、2024年のIMSAとWECに1台ずつ投入するLMDh車両、SC63を発表しました。

シャシーは既報のとおりリジェ製。

リジェにとって最初の顧客なので、ランボルギーニの要求がシャシーの設計に多く反映されているそう。

例えば、フロントのプッシュロッド式サスペンション、重量配分、キモとなるパーツのサービス性、ねじり剛性に対する寄与度が高いベルハウジングなど。

また、ブレーキシステムの性能と信頼性の確保を開発のポイントに挙げています。

ボディワークのデザインはランボルギーニの社内デザイン部門が担当。

フロントとリヤのY字型のライティングが目を引きます。

インタークーラー2基、ギヤボックスオイルクーラー、エアコン用コンデンサー、ERS(エネルギー回生システム)用ラジエター、ESS(バッテリー)用ラジエター、ウォーターラジエター2基の計8基の熱交換器を搭載しなければならず、冷却システムのレイアウトと冷却性能の確保には気を使ったと説明しています。

エンジンは3.8L・V8ツインターボを新規に開発。
流行りのホットV(Vバンクの内側が排気)ではなく、コンベンショナルな「クールV」(Vバンクの内側が吸気)を選択したのは、ターボチャージャーの冷却とサービス性を考えてのこと。
重心の最適化の面でも、ホットVに対してターボチャージャーを低い位置に配置できると、クールVの利点を説明しています。
公式動画に映るエンジンを見ると、バンクは90度、吸気側サイドインジェクターの直噴っぽく見えますが、どうでしょう。

SC63解説動画↓
https://www.facebook.com/serakota/

シャシーは既報のとおりリジェ製。

リジェにとって最初の顧客なので、ランボルギーニの要求がシャシーの設計に多く反映されているそう。

例えば、フロントのプッシュロッド式サスペンション、重量配分、キモとなるパーツのサービス性、ねじり剛性に対する寄与度が高いベルハウジングなど。

また、ブレーキシステムの性能と信頼性の確保を開発のポイントに挙げています。

ボディワークのデザインはランボルギーニの社内デザイン部門が担当。

フロントとリヤのY字型のライティングが目を引きます。

インタークーラー2基、ギヤボックスオイルクーラー、エアコン用コンデンサー、ERS(エネルギー回生システム)用ラジエター、ESS(バッテリー)用ラジエター、ウォーターラジエター2基の計8基の熱交換器を搭載しなければならず、冷却システムのレイアウトと冷却性能の確保には気を使ったと説明しています。

エンジンは3.8L・V8ツインターボを新規に開発。
流行りのホットV(Vバンクの内側が排気)ではなく、コンベンショナルな「クールV」(Vバンクの内側が吸気)を選択したのは、ターボチャージャーの冷却とサービス性を考えてのこと。
重心の最適化の面でも、ホットVに対してターボチャージャーを低い位置に配置できると、クールVの利点を説明しています。
公式動画に映るエンジンを見ると、バンクは90度、吸気側サイドインジェクターの直噴っぽく見えますが、どうでしょう。

SC63解説動画↓
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