ジェネシス、2026年からWECハイパーカークラスに参戦

世代的には(?)ジェネシスと聞くとフィル・コリンズなのですが、ヒョンデのプレミアムブランドのことです。日本には導入されていないので、(当方も含めて)なじみがないのも無理はありません。

そのジェネシスが、2026年からWECハイパーカークラス、2027年からIMSA GTPクラスに参戦すると発表し、参戦車両のGMR-001ハイパーカーを発表しました。

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LMHではなくLMDhで、シャシーはオレカ製。つまり、アキュラARX-06、アルピーヌA424の仲間ということになります。

搭載するエンジンに関しては未公表ですが、WRC向けの1.6L直列4気筒ターボをベースにしたV8エンジンを搭載するという報道も。

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チーム名はジェネシス・マグマ・レーシング。

「マグマ」はジェネシスのスポーツブランドです。

参戦活動はヒョンデ・モータースポーツが支援し、オレカ・モータースポーツとIDECスポーツがサポート。

チーム代表はヒョンデ・モータースポーツのプレジデント、(2014年から2020年までルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めた)シリル・アビテブール氏が務めます。



ジェネシス・マグマ・レーシングのロゴはハングルのマグマ(마그마)に由来。

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下の画像はジェネシス・マグマのコンセプトカー。

左からGV80クーペコンセプト、GV60マグマコンセプト、G80マグマスペシャル。

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こちらはXグランレーサーVGTコンセプト(左)とXグランベルリネッタ・コンセプト。

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GMR-001ハイパーカーのデザインは、マグマおよびジェネシスのデザインDNAを受け継ぐとのこと。

実車の登場とエンジンの詳細発表、楽しみに待ちたいと思います。

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