タグ・ホイヤーとF1のかかわりを時系列でまとめました

タグ・ホイヤーは2025年から公式タイムキーパーとしてF1に復帰すると発表しました。

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この発表に合わせて公開された動画があまりにも感動的なので、埋め込んでおきます。



タグ・ホイヤーが発行したリリースをもとに、タグ・ホイヤーとF1とのかかわりを時系列で記すと次のようになります。

1969年 F1カーにロゴが掲出された最初のラグジュアリーブランド

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当時は「ホイヤー」でした。

ファミリーカンパニーのCEOだったジャック・ホイヤーがスイス出身のジョー・シフェール(下写真)にスポンサード。

その関連で、ロブ・ウォーカー・レーシングのロータス49Bに「Heuer」のロゴが入ったそう。

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1971年 フェラーリがフィオラノの計時システムにホイヤーを採用

フェラーリはフィオラノに建設したテストコースの計時システムにホイヤーを選択。

「ル・マン・センチグラフ」と名づけられた計時機器を開発し、サーキットにも持ち込みます。

ホイヤーとフェラーリの関係は1979年まで続きました。

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1985年 ホイヤー、マクラーレンのチームオーナーでもあるテクニーク・ダバンギャルド(TAG)グループの傘下に入る

これにより、社名は「タグ・ホイヤー」に。

1986年、マクラーレンMP4/2Cのフロントスクリーンにロゴが入りました。

同年、新作コレクション「タグ・ホイヤー・フォーミュラ1」を発表。

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1988年にマクラーレン入りしたアイルトン・セナが翌年からタグ・ホイヤーの時計を着用。

「S/el(スポーツ/エレガンス)」シリーズを愛用していました。

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1992年 タグ・ホイヤー、F1の公式タイムキーパーになる(2003年まで)

2016年、オラクル・レッドブル・レーシングとパートナーシップを組む

これにともない、マクラーレンとの協力関係に終止符が打たれました。

下の写真は2021年モナコGP。フェルスタッペンの腕を飾っているのはもちろん(?)、「タグ・ホイヤー モナコ」。

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タグ・ホイヤーとレッドブルとの関係は、F1公式タイムキーパー就任後も継続されます。