【TAS2025】GRヤリスMコンセプトを観察

S耐車両のGR86に1.4L化したG16E(直列3気筒ターボ)を縦置き搭載してきたときも驚きましたが(こういうの好きです)、今度はGRヤリスをミッドシップ化ですか(大好きです)。

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『東京オートサロン2025』の会場(今年からGRのブースは北ホールに移りました)には「G20E」と名づけられた、新開発の2.0L直列4気筒ターボエンジンが展示されていました。

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2024年5月に行われた『マルチパスウェイ・ワークショップ(MPW)』で発表されたエンジンです。

GRヤリスMコンセプトは、高出力型エンジンのG20Eを車両ミッドに搭載。

吸気前/排気後ろの、この向きで搭載されています。

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車両搭載状態はこんなふう。

カウンターギヤユニットで動力の流れを反転させ、プロペラシャフトでフロントに伝えています。

つまりAWD(四輪駆動)。

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エンジンの左側にGRヤリスの6速MTを搭載。

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写真では確認できませんが、フロントデフの後方に電子制御カップリング(GRヤリスと同じジェイテクトのITCC)を配置。

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エンジンの吸気は右クォーターウインドウに設けられた開口部から取り込んでいます。

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ファンが付いていますね。

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リヤの下回りを覗き込んでみました(説明員さんの了解を得たうえで)。

アルミ鋳造(?)でサブフレームを設け、エンジン+トランスミッションをマウント。

サスペンションはダブルウィッシュボーン式でしょうか。

ストラットかな? ポルシェ・ボクスター/ケイマンの構成に似ている?(←追記)

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開発の進捗が楽しみです。