三菱銀行佐原支店旧本館(現・佐原三菱館)
どうして今までここを見逃していたのか不思議でならないのですが、佐原(千葉県香取市の「さわら」)、初めて訪れました。
佐原といえば江戸時代以降の商家が並ぶ小野川沿いを歩くのが定番なのでしょうが、真っ先に向かったのがここ。
三菱銀行佐原支店旧本館(現・佐原三菱館)です。

川崎銀行佐原支店として1914年(大正3年)に竣工。
設計・施工は清水満之助店(現在の清水建設)。
紆余曲折を経て1991年(平成3年)以降、観光案内所〜佐原町並み交流館として使用されていたところ、2011年(平成23年)の東日本大震災で外壁等を損傷。
その後、香取市によって(耐震補強を行ったうえで)復原工事がなされ、2022年(令和4年)4月から一般公開されています。

赤レンガ色(実際はタイル)と花崗岩(御影石)の白いボーダーの組み合わせは、「辰野式」を連想させますね。
保存修理工事の内容を記した報告書は香取市のホームページからダウンロードできます(読み応えあり)。
三菱銀行佐原支店旧本館保存修理工事報告書
https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/bunkazai/bunkazai_news/houkokusho.html
館内は佐原町並み交流館(旧三菱銀行佐原支店新店舗)側からアクセスし、見学することができます。
西側から営業室を望みます。二層吹き抜け。らせん階段が目を引きますね。2階部分は壁に沿って回廊があるのみで、特段の機能は有していません。

復原された、営業室南面中央の暖炉。
マントルピースは大理石。

こちらは公衆室側。
上げ下げ窓は分銅と滑車で構成するバランス機構(持ち上げた位置で止まる)を備えています。
右手に営業カウンターがあります。

模型が展示されていました。

当初材をオーバーホールした鋼製シャッター(自重で降下する仕組み)を操作するハンドルボックスを見せていただきました。
躯体のレンガが確認できます。

佐原町並み交流館側に、関連資料がたくさん展示されています。

あぶない、あぶない、佐原三菱館で一日終わるところだった(あぶなくないか)。

佐原といえば、一般的にはこちらの風景でしょうか。
のんびり歩くのに最適です。

伊能忠敬ゆかりの地でもありますね。

佐原、見どころたくさんです(全部網羅した自信はありません)。
佐原といえば江戸時代以降の商家が並ぶ小野川沿いを歩くのが定番なのでしょうが、真っ先に向かったのがここ。
三菱銀行佐原支店旧本館(現・佐原三菱館)です。

川崎銀行佐原支店として1914年(大正3年)に竣工。
設計・施工は清水満之助店(現在の清水建設)。
紆余曲折を経て1991年(平成3年)以降、観光案内所〜佐原町並み交流館として使用されていたところ、2011年(平成23年)の東日本大震災で外壁等を損傷。
その後、香取市によって(耐震補強を行ったうえで)復原工事がなされ、2022年(令和4年)4月から一般公開されています。

赤レンガ色(実際はタイル)と花崗岩(御影石)の白いボーダーの組み合わせは、「辰野式」を連想させますね。
保存修理工事の内容を記した報告書は香取市のホームページからダウンロードできます(読み応えあり)。
三菱銀行佐原支店旧本館保存修理工事報告書
https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/bunkazai/bunkazai_news/houkokusho.html
館内は佐原町並み交流館(旧三菱銀行佐原支店新店舗)側からアクセスし、見学することができます。
西側から営業室を望みます。二層吹き抜け。らせん階段が目を引きますね。2階部分は壁に沿って回廊があるのみで、特段の機能は有していません。

復原された、営業室南面中央の暖炉。
マントルピースは大理石。

こちらは公衆室側。
上げ下げ窓は分銅と滑車で構成するバランス機構(持ち上げた位置で止まる)を備えています。
右手に営業カウンターがあります。

模型が展示されていました。

当初材をオーバーホールした鋼製シャッター(自重で降下する仕組み)を操作するハンドルボックスを見せていただきました。
躯体のレンガが確認できます。

佐原町並み交流館側に、関連資料がたくさん展示されています。

あぶない、あぶない、佐原三菱館で一日終わるところだった(あぶなくないか)。

佐原といえば、一般的にはこちらの風景でしょうか。
のんびり歩くのに最適です。

伊能忠敬ゆかりの地でもありますね。

佐原、見どころたくさんです(全部網羅した自信はありません)。